ご挨拶

長浦教会は1949年12月24日に最初の洗礼者6名で始まりました。 知多半島では唯一のカトリック教会として始まり、 初代主任は当時南山大学で英語講師をしていたウイゼン神父でした。 あれから少しずつ信徒の数も増え、一時は240名ほどいた時もあったようです。

当時、長浦は海が近くて、海岸別荘地として名古屋でも有数の観光地でした。 しかし、時が経つにつれ、海も埋め立て、観光客も少なくなったためか、長浦に来る人たちが少なくなりました。 半田と東海から来ている信徒の方々にとっては長浦までの足取りが遠く、長浦の信者のために半田と東海に教会を立てられ、 長浦教会所属の信徒の数も減ってしまいました。

今は家族的な雰囲気の教会です。転移されて懐かしく思って訪れる方々もいます。 みんなは家庭的な教会が大好きです。長浦教会は、小山の上にあり、周りは森や桜の木で囲まれています。 教会が立っているところはとても雰囲気がよくて眺めもいいです。夏になるとセミの鳴き声が聞こえます。

長浦教会では、みんなで仕事をする姿勢が特徴です。主任神父が呼びかけると平日でも手伝いに来てくださる方々が数名います。 また、日曜日でも教会周辺の環境設備に力を貸してくださる信徒の方々がいて、すばらしい教会共同体です。 日曜日と平日もミサ後、コーヒーを飲みながら神父とともに話す信徒の姿がとても印象的です。

教会の奥まったところに教会とともに歩んで来た長浦聖母幼稚園があります。 毎日、大勢の子供たちの遊ぶ姿、また園に訪れる保護者の姿が生き生きとした環境をあらわします。 信者でもなくても教会の中で神様の話を聞いたり、聖歌を歌ったり、お祈りしたりして、 神様へ感謝の気持ちを育てる場所としても大活躍です。

どうぞ、たくさんの小さな人々の心の育ちになるこの聖なる場所を訪れて見ませんか。
楽しみにしています。

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